2023.09.08水耕栽培と魚の養殖・循環型の「アクアポニックス」異業種交流からビジネスチャンスを【新潟・長岡市】
水耕栽培と魚の養殖で循環「アクアポニックス」異業種交流でビジネスチャンスに
長岡市の企業が野菜の水耕栽培と魚の養殖を同時に進める「アクアポニックス」というシステムに取り組んでいます。市内の異業種の企業がビジネスチャンスの参考にしようと施設を見学しました。
大きな水槽で養殖されているのはキャビアがとれるチョウザメ。同じ施設に水耕栽培のレタスやミズナ。水を循環させ微生物や魚のフンも肥料として活用する循環型農法で「アクアポニックス」と呼ばれるシステムで、長岡市の企業「プラントフォーム」が取り組んでいます。
市内の製造業者などおよそ20人が見学。新たなビジネスチャンスの参考にします。
■製造業
「無駄になっているものをなにかとなにかをかけ合わせれば、ビジネスモデルができるという発想が大事だと思った」
■IT企業 長岡高専教授
「土ゼロで植物が栽培できるっていうのが目からウロコ。次の世代に新しい技術を学んでいってほしい、また学生連れて行きたい」
異業種交流でお互いに得ることがあるようです
■プラントフォーム プラント運営&サービス開発部 中山太マネージャー
「自動化やDXを進めるなど長岡の企業や学校の協力を得ながら進めていきたい。とてもいいきっかけになったと思う。」
新たなアイデアとビジネスが生まれるか期待されます。