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2023.05.26注目・NFTアート 企業PR・交流ツールに これNFTもNFT!?【新潟】

注目・NFTアート 企業PR・交流ツールに これNFTもNFT!?【新潟】
デジタルアートNFTに注目
話題のデジタルアート「NFT」に県内企業も注目し、新たな企画を打ち出しPRやファン獲得のきっかけにしようとしています。

新潟を拠点に6月末に就航予定のトキエアの機体も3Dホログラムで描かれた「NFT」になりました。
4月にトキエアが東京で開いた発表会。

■トキエア 長谷川政樹社長
「6月の就航に向けて一歩一歩がんばっているところです。それに先立ちまして我々のPR活動にNFTを活用するといったところをきょう紹介させていただきたいと思います。」

トキエアはファン獲得に向けて、SNSを通じて参加するファンコミュニティ「CLUB TOKI」を開設しました。ここに入会した人向けに、5月31日からNFTを販売。クレジットカードまたはデジタル通貨での支払いとなります。
上限1万枚の通常版は、発表時点では1万3千円から1万5000円相当。10枚だけの限定版は13万円から15万円相当になります。

■トキエア 長谷川政樹社長
「日本国内だけでなく海外も含めてPRをしていきたい。そういったところで興味を持っていただく、そういった皆様に情報を伝達するところでクラブトキの創生とNFTの活用を考えています。」

NFTを購入した人には、トキエア就航時の第一便の優先購入権、就航前の訓練への参加どの特典があります。
トキエアは今のところの計画は国内のみの運航ですがNFTは世界に向けて販売されます。広くつながりを作り、様々な声を集める考えです。

■トキエア 長谷川政樹社長
「我々の中だけではアイディアが十分じゃないときもある。そういったところはクラブトキのメンバー、クルーNFT(購入者)からの意見を聞きながら、これといったところは実行していく。新潟の課題解決=地域活性化につながるよう結び付けていきたい。」

一方、燕三条地域の地場産業を擬人化したトレーディングカード「匠の守護者」も新たにNFTになります。

■三条市 ふるさと納税担当 澤正史CMO
「ふるさと納税でもNFTをぜひやりたいと思っていました。匠の守護者があるじゃんと。」

三条市と燕市は、ふるさと納税額が県内トップクラスの自治体で昨年度はともに50億円を突破しています。新たな返礼品としてNFTになる「匠の守護者」を採用。寄付額は1キャラクター1万円で、5つのキャラクターが入ったパッケージもあります。地域のイベントへの参加や飲食店などでの特典を用意。ふるさと納税は18日から受け付けています。

■三条市 ふるさと納税担当 澤正史CMO
「NFTはデジタルで最先端の技術。最先端のプロダクトにするチャレンジする姿勢は燕三条らしいということでNFT化した。こういうことが好きな方もいると思うのでそういった方向けの切り口にしていただければ。」

新たにNFTとなる包丁の工房をデザインを担当する「日本アニメ・マンガ専門学校」の学生たちが視察しました。産学連携の取り組みでもあります。

■学生 デザインにあたって
「世界観を損なわないこと。魅力を伝えられたら。」

ふるさと納税の返礼品は国内向けですが一般販売としても扱いNFTを世界へ。燕三条のものづくりを伝える狙いがあります。

■庖丁工房タダフサ 曽根忠幸社長
「実際にどういう風になっていくのか未知のものではある。あえて未知のところに踏み込んでいくことが また新しい可能性を生んでくれるんじゃないかと思って。海外シェアが70%あるので海外のお客さんにももっともっと伝えやすくなるかと思っている。」
■「匠の守護者」を企画 ㈱燕三条 結城靖博氏
「キャラクターの聖地巡礼という意味で工場をめぐってほしいという思いで始まったプロジェクト。NFTになることで 携帯・デジタル上でコレクションできる楽しみ・ユーティリティ、地域のスポット・お店とかに行くと特典が受けられるということが今までのトレーディングカードだけではできなかった機能がついて期待しています。」

また、UXでは長岡市のペット会社「松田ペット」と協力。その味わいが人気で、今は二度と見られないものもある松田ペットの看板を取材したVTRをNFT化しました。
意外なものも商品化が可能となりNFTの可能性が広がっています。
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