2025.02.28湯沢町のホテルでノロウイルスによる集団食中毒:宿泊客29人が下痢・吐き気など訴える【新潟】
ホテルは28日から3月2日まで3日間の営業停止に
湯沢町のホテルで宿泊客など29人が下痢や吐き気などを訴え、客16人と従業員1人からノロウイルスが検出されました。全員、快方に向かっているということです。
県によりますと18日、神奈川県相模原市や東京都から湯沢町のホテル「シャーレゆざわ銀水」に宿泊した複数人が、胃腸炎の症状を訴えているという連絡がありました。南魚沼保健所が調べたところ、11日と15日にこのホテルに宿泊し、食事の提供を受けた29人が下痢や吐き気などの症状を訴えていたことが分かりました。
検査の結果、このうち16人と従業員1人からノロウイルスが検出されたため、保健所はホテルが提供した食事が原因と断定しました。現在は全員が快方に向かっているということです。
県は、このホテルに28日から3月2日まで3日間の営業停止を命じるとともに、調理器具などの洗浄消毒、調理担当者の健康管理徹底を指示しました。