2025.03.03無病息災を願う 集落に春を告げる長さ2m〝大わらじ〟の掛け替え【新潟・佐渡市】
村の中に悪者が入らないよう大男がいるように見せたのが始まりと言われている
佐渡市で無病息災を願う大わらじの掛け替えがありました。
佐渡市真野地区の倉谷集落で2日、住民約30人が去年収穫した稲わらで〝大きなわらじ〟を編みました。この風習は昔、村の中に悪者が入らないよう大男がいるように見せたのが始まりと言われています。
編み始めて約2時間、大きなわらじが完成。長さは2m、重さが40kgありました。さっそく村の入り口にかけられていた古いわらじと取り替えられました。
■倉谷集落 柴原健司区長
「立派な大わらじが今年は出来たと思いますので、観光客の方・通る方に見て頂ければと思ってます。」
新しい大わらじが集落に春の訪れを告げるということです。