2023.09.05田んぼ361ha 家畜6151頭・羽 渇水の影響さらに 農畜産物への被害が拡大【新潟】
渇水の被害拡大
深刻な水不足が続くなか、県は情報連絡会を開き状況を確認しました。田んぼなど農畜産物への被害が拡大しています。
県のまとめによりますと8月29日現在でイネが枯れるなどの被害がある田んぼは361ha、農作物全体では820haに上ります。家畜のへい死は牛と豚が26頭、ニワトリは6125羽に上り、農畜産物の被害は前回22日時点の報告から拡大しています。
農業用水の需要は稲刈りが始まったことで減りつつありますが、依然として貯水率が低いダムもあり、状況は厳しいとしています。
■県河川管理課 酒井公生課長
「農作物の管理につきまして技術情報を発出したり、ダムからの放流、消雪パイプ用の井戸の活用の協力などしているところ」
県は引き続き被害状況を把握し対策を検討するとしています。