17日、南魚沼市の中ノ岳で、男性が登山道から約200m下に滑落しました。警察と消防が現地に向かいましたが、天候不良のため救助できず、18日朝から再び現地に向かうことを検討しています。

警察によりますと、17日午前11時前、中ノ岳(標高2085m)で70代の男性が登山道から滑落したと、一緒に登山に来ていた男性から警察に通報がありました。滑落した男性は、登山道で笹をまたいで足をついたところ、登山道の状況が悪く約200m下まで滑落したといいます。

同行の男性が滑落した男性の元まで向かい確認したところ、頭から出血があり意識・呼吸がない状態だったということです。警察と消防が現地に向かいましたが、周辺の天候は快晴から突然大雨に見舞われるような不安定な状況でヘリコプターは飛べず、地上から向かって同行の男性と合流したところで救助を断念しました。
18日朝から天候の状況を確認して、ヘリコプターでの救助を検討しています。