2024.09.17県のブランド米『新之助』稲刈り開始:猛暑に負けず出来・収量とも上々【新潟】
県のブランド米『新之助』
暑さに強い品種としても注目されています。コシヒカリに並ぶ県のブランド米『新之助』の稲刈りが始まりました。今年の猛暑にも負けず、出来も収量も上々だと言います。
見附市の専業農家・岩渕高雄さんの田んぼでは、17日から新之助の稲刈りが始まりました。
■専業農家 岩渕高雄さん
「新之助は例年通り粒の大きいいいお米に見える。」
新之助は暑さや雨風に強いため、イネの倒伏もほとんどなく、出来も収量も上々だといいます。
■専業農家 岩渕高雄さん
「実のつき方もしっかりついているし、粒も新之助は元々大きいのもあるが大きい粒なので良いコメだと思う。」
新之助のJAの仮渡し金は、60kg当たり1万8000円、去年より2800円上がっていて、取引先におろす価格もこれに準じて値上げをするということです。
■専業農家 岩渕高雄さん
「ちょうど端境期で品薄状態であることと、需要が高まっていて価格がこれだけ上がっているのかな。」
岩渕さんは、インターネットで新之助を販売していますが、今年は例年の数倍予約が増えているといいます。新之助は、1等米しか認められないという厳しい基準がありますが、岩渕さんは去年全量が新之助に認定されました。
■専業農家 岩渕高雄さん
「去年が暑くて他の品種は1等がない状態の中、新之助は全量1等だったので、今年も品質に関しては心配していません。」
収穫されたコメは、来週、品質検査が実施され、順次出荷される予定です。