新潟地検は酒に酔った女性にわいせつな行為をしたとして、県警本部の56歳の男性警部を不同意性交などの罪で起訴しました。また、県警はこの警部を懲戒免職処分にしました。

不同意性交や性的姿態撮影等処罰法違反などの罪で起訴されたのは県警組織犯罪対策課・元次長の梅川稔被告です。
新潟地検は「関係者を特定するおそれがある」として、起訴事実を明らかにしていません。
県警によりますと、梅川被告は10月、新潟市内で酒に酔った女性にわいせつな行為をし、行為の一部を撮影したということです。
梅川被告は県警の調べに対して、「いかなる処分も受ける」と話しています。
県警は懲戒免職処分として、小森也寸志首席監察官は「捜査・調査を尽くした上で厳正に処分した。今後も職員に対する指導教養を徹底し、信頼回復に努める」とコメントしました。