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2023.05.19真夏日から一気に気温急降下 服装選びに困惑 トマト農家も苦労【新潟】

真夏日から一気に気温急降下 服装選びに困惑 トマト農家も苦労【新潟】
長袖に逆戻り
真夏日となった前日と比べ、19日の県内の最高気温は10℃以上急降下したところがあります。
服装選びに困惑する声があり、農家は野菜の管理に苦労しています。

18日の最高気温は31℃と季節外れの真夏日となった新潟市中央区。朝から小雨が降り、肌寒い一日となりました。

■露店の女性
「(買い物客が)一枚羽織っている人が多いですね。きのうは)ブラウス一枚だったが今日は薄いセーターに上着も来ている。きょうは肌寒い。」

■買い物客
「気温が20度前後と聞いたので上に羽織と中は五分袖のニットにした。」
「お布団を涼し目のものに変えたら朝方寒かった。」

18日は5月の観測史上最高となる33.8℃を観測した新潟市秋葉区も19日は最高気温が20.6℃となるなど各地で10℃以上急降下しました。

気温の急変で戸惑いも、こちらは旬を迎えているトマト。

■久保田農園 久保田喜隆さん
「(今年の出来は?)いいですよ。旨味がよくのっている。」

上越市の久保田農園では1万3千本の苗を育てていて、今シーズンは先月中ごろから収穫がはじまっています。前日までの暑さで生育が進み収穫量が急増。19日は約1トンを収穫しました。一方、気温が急降下したことで不安があります。

■久保田農園 久保田喜隆さん
「寒暖差が激しいとトマトの収穫量に波が出る。(作業の)スケジュールを組むのが難しくなるし、販売しているスーパーで売るのも難しくなる。」

気温が20℃程度だとトマトの成長が遅くなってしまいます。当面は問題ありませんが、この気温が続くと収穫量が減り、店頭に安定供給ができなくなる恐れがあります。

■久保田農園 久保田喜隆さん
「たまに涼しい日があると正直楽だが(涼しい日が)続いてしまうと収穫量が落ちてしまう。今度、天気が回復した時に反動で一気に収穫が進む。大量に市場に流れ込むので単価が一気に下る。そうなると仕事は忙しくなるのに利益が少なくなる。」

安定した気候を願いつつ、収穫は来月上旬がピークとなり8月まで続きます。
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