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2023.11.21祇園精舎の鐘の声 全200句 1年半をかけて奏で語る「平家物語」【新潟】

祇園精舎の鐘の声 全200句 1年半をかけて奏で語る「平家物語」【新潟】
琵琶と奏でる平家物語
琵琶の演奏とともに語られる「平家物語」全編を1年半かけて鑑賞する会が21日から始まりました。

祇園精舎の鐘の声…鎌倉時代の琵琶法師さながらに寺の本堂に響き渡る琵琶の調べと語り。
前田流・平家琵琶の演誦者・髙橋秀樹さんは新潟大学人文学部で教鞭をとる傍ら、平家琵琶の継承のために活動しています。
800年にわたり受け継がれてきた平家物語ですが全200句「通し語り」を伝授され活動している人は数人しかいません。
会場では現代語に訳した資料も配られ、初心者もわかりやすく聴くことが出来ます。

■前田流・平家琵琶演誦者 髙橋秀樹さん
「語り物の伝統というのは演奏する人だけではなくて、聴く人があって、その両者で成り立つ伝統だと思いますので、聴く方々に支えていただいていると思っております。」

「平家物語」全編を聴く会は新潟市の勝楽寺で、1年半毎週火曜日に開かれます。
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