新潟県内は、平野部の紅葉が見ごろを迎えています。しかし今年は鮮やかな赤とはいかず、葉の色付きに異変が起きています。

紅葉の期間、50万人が訪れる弥彦村の「もみじ谷」。
16日も午前中から多くの人が訪れていました。今が見ごろということですが、葉の色付きを見ると…

■燕市から
「もみじの色が…あの…くすんだ色かなぁーという感じです」
■名古屋からの夫婦
妻「ここ(観月橋)で何とか紅葉という感じ来る途中も全然…青いのやっぱり…」
夫「今年は色が悪いのかな」

今年は色付きが1週間ほど遅れただけでなく、赤く染まらない木が多いそうです。

■弥彦観光協会 三富克是事務局長
「葉が普通なら全体的に赤くなるんでしょうけど葉の中でも一部分は…色が付いているんでしょうけど、まだ緑(のまま)だったりとか…。もうここの木の上の方は(葉が)落ちちゃって。（Q.完全に落ちてますね）もう(葉が)ないんです。」

原因はこの夏の猛暑とみられています。

■弥彦観光協会 三富克是事務局長
「夏が本当にこう暑すぎて。40日くらい新潟県雨が降らなかったりですね。日本一暑い日が何日かあったりというのがありましたので、公園といえどもやっぱりちょっと水が足りなかった。弥彦に来て40数年になりますが(今年のケースは)なかなかないですよねないです。」

紅葉のライトアップは来週23日まで、関係者は色付きが進むことを願っています。