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2023.11.21貴重な中古レコード・移転してきたタオル店 継続は?移転は?地下街「西堀ローサ」から退店求められるテナント 対応に苦悩【新潟】

貴重な中古レコード・移転してきたタオル店 継続は?移転は?地下街「西堀ローサ」から退店求められるテナント 対応に苦悩【新潟】
老舗レコード販売店 ローサから退店後はどうする…
運営会社の解散が決まった新潟市古町の地下街「西堀ローサ」でテナントへの説明会が開かれました。各店舗は、2025年3月までに退店するよう求められ、決断を迫られています。

説明会後、運営会社の「新潟地下開発」担当者は涙をこらえて取材に応じました。

■新潟地下開発営業開発部 金子正夫部長
「テナントさんがいなければ我々は運営できません。大切なお客様なんです。なぜこんなことになってしまったのか。」

新潟地下開発の解散決定から1日。午前9時から開かれたテナントへの説明会では、出店者に対して2025年3月末までの退店が要請されました。
新潟地下開発は新潟市からの借入金9億円を抱えていて、テナント退店の費用補助については今後新潟市と検討するとしています。

■新潟地下開発営業開発部 金子正夫部長
「仮に30店舗費用を出すとなると莫大な経費がかかるので不可能だと思う。なんとかできる範囲でやっていきたい。」

タオル販売店は13年前に大和新潟店の閉店をうけて西堀ローサに移転しました。
西堀ローサの営業終了後新しい店舗を構えるかは未定です。

■タオル販売「ラビック」 折笠雄司社長
「どこかでお店を持ちたいと心では思っているがなかなか現実的には難しい部分もある。いわゆる会社さんとの取引のみでやっていけるかは今後相談になる。」

レコード販売店は、最近のレコードブームなどで若者の入れ込みも増えていることから移転しての営業存続を考えていますが・・・

■レコード販売KINGKONG 長井瞳さん
「ローサがなくなって同じ古町エリアで『ここしかない』と思い浮かぶ場所がない。」

商品数も多く店の面積も広いことから移転の場所や費用を心配しています。

■レコード販売KINGKONG 長井瞳さん
「想像以上にかかると思う。何から動いていいか全く見えない。」

新潟市は商業施設としての営業を終えたあとの地下街の活用方法を検討したいとしています。
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