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2025.01.06花角知事が年頭あいさつ 柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う時期“明言せず”各所で仕事始め【新潟】

花角知事が年頭あいさつ 柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う時期“明言せず”各所で仕事始め【新潟】
2025年各所で仕事始め
新しい年が始まり、多くの人が1月6日から仕事始めを迎えました。今年は、柏崎刈羽原発の再稼働を巡る動きが加速するとみられます。年頭の会見で花角知事は、再稼働の是非を問う時期や手法については、明言しませんでした。

新潟市中央区の古町神明宮。古町芸妓らが芸の上達や一年の願いを込めて、新春の舞を奉納しました。芸妓らは、扇子をおみくじに見立てたり神社にお参りをする振り付けなど、正月らしい華やかな踊りを披露しました。

■古町芸妓2年目 みすずさん
「へび年なので、変化と成長を繰り返せるような1年にしたい。」

■古町芸妓2年目 かづ葉さん
「支えてくださる皆様に感謝をしながら、新しく出会った方々にも感謝をして、さらに芸事にも励みたい。」


午前8時ごろのJR新潟駅前。正月休みが終わり、いつもの通勤風景が戻ってきました。

■街の人
「1月6日から仕事ですね(Q.今年はどんな年に?)景気が良くなってもらいたい。」
「正月は9連休でゆっくり過ごしていた。」
「後輩もたくさんできるので成長の年にしたい。」
「(去年は)人生の中で一番あっという間に一瞬で過ぎた感じがした。」
「もうちょっとゆとりを持てるようになるといいなと。」


県庁では、花角知事が職員への年頭挨拶で防災・減災対策や少子化対策、佐渡島の金山の世界文化遺産登録などを契機とした交流人口の拡大など、大きく3つの項目を重点施策として挙げました。

■花角英世知事
「交流人口の拡大に向けての大きなチャンスが生まれたと思っております。多くの人を県内に呼び込み、地域の経済社会を活性化していく。」

また、幹部職員が集まる庁議で花角知事は「風通しの良い職場作りを通じてパフォーマンスの上がる組織にしていきたい」と話しました。

このあと開かれた年頭会見で、花角知事は今年の漢字を聞かれると・・・

■花角英世知事
「巳年ということで、これもよくネット上に溢れているが『巳』は『実』に通じるということで『実』になる果実の実ですね。いろんな課題が『実る』成果が生まれる年にしたい。」

また政府が再稼働に向けて働きかけを強めている柏崎刈羽原発については、知事が再稼働の判断材料の1つとしている技術委員会の報告書が昨年末とりまとめました。

■花角英世知事
「規制委員会の作業や、県の技術委員会の報告も年度内にはまとまるのではないか。こうした材料が出そろう中で議論が深まり、県民の気持ちは固まっていくと思うが、どのタイミングで確実に私として判断できる状況になるのかは、繰り返しですが今の状況では見通せません。」

このように述べ、従来通り再稼働の是非を問う時期や手法については明言しませんでした。
また、市民団体が再稼働の是非を県民投票で問うことを求めておこなっていた署名活動が、一部の地域を除いて昨年末に終了。条例制定の直接請求に必要な3万6000筆を大きく上回り、10万筆以上に達したことについては・・・

■花角英世知事
「(数自体に感想は)特段の感想はありません。」

原子力規制委員会が事実上の運転禁止命令を解除してから1年以上が経過し、今年は柏崎刈羽原発の再稼働に向けた議論がより加速するのか注目されます。
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