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2025.01.13被災地の松葉も利用した“クラフト酒” 輪島市と新潟市の酒蔵が共同醸造【新潟】

被災地の松葉も利用した“クラフト酒” 輪島市と新潟市の酒蔵が共同醸造【新潟】
能登半島地震で被災した酒蔵
能登半島地震で被災した輪島市の酒蔵が、新潟市の酒蔵と共同で日本酒の製造技術をベースとしたオリジナルのクラフト酒の醸造を始めました。

新潟市北区の酒蔵『ラグーンブリュワリー』を訪れたのは、石川県輪島市の『白藤酒造店』白藤暁子さん(52)です。13日は、ラグーンブリュワリーの従業員と共同で機械を使って、クラフト酒の原料となる酒米を洗いました。

■白藤酒造店 白藤暁子さん
「一番重要視している作業。スタートのここでうまくいくか決まって、味にも関係してくるので大事な作業。」

白藤酒造店は、2024年の地震で店舗や一部の酒蔵が倒壊。タンクや機械が使えなくなり、酒造りができない状況になりました。そんななか、去年被災した蔵を支援する共同プロジェクトがはじまり、白藤酒造店は福井県など他の酒蔵の協力を得て酒造りを再開。

今回、共同でオリジナルのクラフト酒を醸造することに。製造されるクラフト酒は、日本酒の製造技術をベースとして白藤酒造店の敷地にある松葉の茶などが使われます。

■ラグーンブリュワリー 田中洋介さん
「美味しいお酒に仕上げて、いろんな方に笑顔になっていただいて、その暁に能登のこと・輪島に思いを馳せていただける方が増えればいいなと。」

14日は、酒米を蒸す作業を行い、3月中旬に一般販売を目指しています。
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