2024.10.11覆面強盗未遂事件:長友被告に懲役5年求刑、指示役から「強盗やるか死ぬかどっちなんだ」脅され犯行か【新潟】
指示薬から脅されて犯行に及ぶ
新潟市中央区の貴金属買い取り店に覆面姿で押し入り現金を奪おうとしたとして、強盗未遂などの罪に問われている男の裁判が結審しました。検察は、懲役5年を求刑しました。
名古屋市の長友龍斗被告(20)は、6月、新潟市中央区の貴金属買い取り店にテレビ番組の悪役”ショッカー”のような衣装を着て押し入り、店員に刃物を突きつけ「金を出せ」などと脅し現金を奪おうとした罪などに問われています。
長友被告は、初公判で起訴内容を認め、検察側から闇バイトで指示役の人物から強盗をするよう連絡をうけたことが指摘されていました。
11日の被告人質問では、以前にも別の闇バイトで特殊詐欺の受け子と出し子をしていたことが明かされました。また、事件前に指示役から「強盗やるか死ぬかどっちなんだ」などと脅され、怖くなって犯行に及んだということです。
検察側は、犯罪グループの計画的な犯行に重要な役割を担った責任は重大などとして、懲役5年を求刑。一方、弁護側は、被告人が反省していることなどから寛大な判決を求めました。
判決は、28日に言い渡されます。