県が任命する統計調査員が、調査員証と立入検査証を紛失したとみられることがわかりました。県は、悪用されるおそれがあるとして、紛失した「第378号」の調査員証と立入検査証を無効としました。

調査員証を紛失したのは70代の男性で、今月6日に長岡市内で調査活動を終えて帰宅し、その翌日に紛失に気付いて警察に届け出ました。
「調査員証」は統計調査員の身分を証明するもので、調査員の氏名や任命期間、調査員の顔写真付きだということです。「立入検査証」にも同様の記載があります。
紛失したのは、ともに「第378号」の調査員証と立入検査証で無効としました。
新潟県と長岡市は、住宅・土地統計調査を装ったいわゆる「かたり調査」に悪用されるおそれがあるとして注意喚起の徹底に努めています。
統計調査員が、銀行口座やクレジットカードに関する情報を聞き出すことはなく、不審な調査を見聞きした場合は、直ちに新潟県統計課や長岡市総務部庶務課統計係まで連絡をしてほしいと呼びかけています。