足場等の仮設工事やスチールハウスの販売・リース、仮設建設資材の販売を手掛ける新潟市江南区のクリーンが破産による整理を予定していることがわかりました。

民間の信用調査会社によりますと、クリーンは1983年7月設立。足場等の仮設工事を主体に建設業者やプレハブ建設業者を顧客に2007年6月期は売上高3億7638万円を計上していました。しかし、市況の低迷や他社との競争の激化などで、2015年3月期の売上高は1億9784万円に落ち込み、その後も新型コロナウイルス感染拡大に伴う受注環境の悪化等で2022年6月期の売上高は約1億6000万円にまで落ち込んでいました。さらに物価高の影響や猶予されていた金融債務の返済開始時期もせまっていたため、事業継続は困難と判断したものとみられます。