2024.10.01車検の新検査項目『OBD検査』-運転支援装置などの不具合を確認【新潟】
車検の新しい項目『OBD検査』
10月1日から新しくなる物のひとつが「自動車の車検」。新しい検査項目『OBD検査』が追加されます。
最近の自動車には、ブレーキなどの安全支援システムや自動運転機能に多くの電子制御装置が組み込まれています。
この機能に不具合がないかを確認するのが、『OBD検査』です。自動車に検査用のツールを接続し、車内に搭載されている故障診断装置から情報を読み出して、基準に適合しているかを判断します。
■自動車技術総合機構 稲田優一さん
「今オレンジ色で不適合の表示が出ております。結果の詳細が確認できます。」
運転支援装置や自動運転機能は、2022年に販売された新型車の90%以上に搭載されていますが、走行中に誤作動を起こすなどの不具合も報告されています。
■北陸信越運輸局自動車安全技術部 久手俊彦部長
「点検整備がしっかりされていないと事故につながる恐れもあるということから、新車時の機能を維持することが重要であると考えているので、点検整備検査をお願いします。」
検査の対象は、2021年10月以降にフルモデルチェンジされた新型車で、トラックやバスなども対象です。