ロシアによる侵攻が続くウクライナの子どもたちを支援しようと、小千谷市でチャリティーイベントが開かれました。

特技のバーニングアートを教えているのは、ウクライナから小千谷市に避難するイリナ・シェフチェンコさんです。イリナさんは、支援者とともに去年に続き『チャリティーマルシェ』を開催しました。

■イリナ・シェフチェンコさん
「みんながウクライナに思いをはせてくれて幸せ。」

売り上げの一部は、戦禍で親を失ったウクライナの子どもたちの支援に充てられます。

■来場者
「願いは何よりも強い希望となるので、少しでも子どもたちに届いて生きる希望になってくれたらなと思う。」

アメリカとロシアの停戦協議が続く中、今後の進展についてはイリナさんは「期待できない」と話します。

■イリナ・シェフチェンコさん
「いまも爆弾は落ちているし、砲撃も続いていてインフラが破壊されている。言葉だけでウクライナ人にとっては何も変わっていない。ウクライナ人のいない会談で、どうやってウクライナの平和について話し合えるというのか。だから、私は何かが変わるとは思えない。」

ロシアによる軍事侵攻から3年が過ぎ、イリナさんは「できるだけ早く普通の暮らしができることを祈っている」と訴えました。