長岡市の商業施設で18歳の男子高校生が買い物客らを切り付け逮捕された事件で、新潟地検は男子高校生を、責任能力を調べる鑑定留置とすると発表しました。

9月25日、長岡市の商業施設で買い物客2人と男性従業員が切り付けられるなどした事件。
男子高校生は、男性従業員を後ろから刺そうとした殺人未遂の疑いで逮捕され、その後女性客2人に対する殺人未遂の疑いで再逮捕されていました。

地検長岡支部は26日に長岡簡裁に男子高校生の鑑定留置を請求し、これが認められました。
地検は「犯行当時の精神状態を調べ、刑事責任能力を明らかにするため」としています。期間は来年1月29日までです。

これまでの調べに対し男子高校生は、男性従業員と女性客1人については容疑を認めているということですが、もう一人については「思い出せない」と否認しています。
また、商業施設を選んだのは「人がたくさんいるから」と話し、女性客を狙った理由については「たまたま近くにいたから」と供述していました。