2025.01.31関越道で多重事故、大雪のピーク越えたが…雪崩などに注意を【新潟】
南魚沼市の関越道下り線で4台の車による事故が発生
大雪はピークを越えましたが、ひきつづき雪崩などに注意が必要です。魚沼市では、2mを超える雪の壁を前に住民の表情に疲労の色が浮かんでいます。
関越道では、スリップが原因とみられる多重事故も発生しました。
南魚沼市の関越道下り線。午前9時すぎ、4台の車による事故が発生しました。警察によりますと、ブレーキを掛けた乗用車に後続の車が追突。それを見て停車したトラックに、別の車がぶつかりました。衝突した車は、雪でスリップした可能性があるということです。事故によるケガ人はいませんが、現場の区間は1時間以上にわたって通行止めになりました。
■白井希咲記者
「午前10時の魚沼市守門です。先ほどから降る雪の勢いが強まっていて、遠くの方を見ると視界がかなり悪くなっています。あたり一面真っ白です。」
午後5時現在の積雪は、魚沼市守門で238cm。このほか、津南町でも2m以上の雪が積もるなど山沿いで積雪量が増えています。雪かきをしてもすぐに積もる雪に、住民は…
■住民
「朝までで30cmが積もっている。10cmぐらい降っているから。」
「夕方に払って、夜中に払って、今朝に払って3回。雨が降ったりして、今年の雪は重たい。」
冬型の気圧配置は次第に緩みますが、2月1日にかけて雪の降るところがある見込みです。
2月1日午前6時までに予想される12時間降雪量は、多いところで中越の山沿いで20cm、上越の山沿いで15cm、上・中越の平地で5cmなどとなっています。
気象台は、上・中・下越の積雪が多い地域では、雪崩に注意するよう呼びかけています。