2025.02.25雪の重みで空き家倒壊も「近所で起こると怖い」…久々の青空 大雪ようやく収束【新潟・魚沼市】
以前は近くの旅館の従業員寮
先週からの大雪がようやくいち段落して、25日の県内は各地で青空が広がりました。
記録的な積雪を観測した地域では、溶けかけて重くなった雪を懸命に除雪する人たちの姿がありました。一方、魚沼市では雪によるとみられる建物の倒壊も発生しています。
依然として3mを超える積雪の魚沼市。
しかし、25日は最高で6.5℃まで気温が上がりました。屋根にのしかかる雪から溶けた水が滴り落ちる中、早朝の温泉街で思わぬ事故も…
■白井希咲記者
「こちらの建物、屋根が分からないほど跡形もなく倒壊しています。近くの屋根には2mくらいでしょうか。かなりの積雪があったと思われます。」
午前8時すぎ、大湯温泉にある空き家が突然倒壊しました。この空き家、以前は近くの旅館の従業員寮でしたが現在は使われておらず、ケガ人や周辺の建物への被害はありません。
発生当時、周辺の建物の屋根には3m以上の積雪があり、警察は雪の重みで倒壊したと見ています。近くに住む人も2階建ての建物を押しつぶすほどの雪の力に驚きを隠せません。
■近くに住む人
「まだ残ってる倍ぐらい上ぐらいまで、もう少し積もっていた。倒壊の被害がここまでひどかったことはない。近所で起こると怖い。」