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2023.03.01青春のシュプールをもう一度 往年のスキーヤーたちのスペシャルツアー密着【新潟】

青春のシュプールをもう一度 往年のスキーヤーたちのスペシャルツアー密着【新潟】
青春のシュプールをもう一度
旅行会社とスキー場が協力し、かつてのブームの時代を知る往年のスキーヤーに、もう一度楽しんでもらおうというツアーが開催されました。それぞれのゲレンデの思い出が甦りました。

「青春のシュプールをもう一度」…!
そう銘打ったツアーを企画したのは新潟市西蒲区にある旅行会社・トラベルマスターズ。ユニークなツアーが人気で、新型コロナの影響を乗り越え、集客はピーク時の7割近くまで戻っているといいます。今回のこだわりは。

■トラベルマスターズ 鹿島純一社長
「参加者が共通して言っていたことは”友達を作りたい”。スキーが目的で来る雰囲気の中で友達を作りたい。趣味が一緒だからきっと友達ができると思うと口をそろえて言っている」

募集は60歳以上、1人での参加が条件。同世代で親交を深めてもらおうという狙いです

■参加者(70代)  ツアー参加の理由は? 
「一つは同年代くらいの人が集まるツアー。あとはローカルのスキー場はあまり滑ったことがない」

参加は16人とちょうどいい規模。ゲレンデに向かう社内でそれぞれまずは自己紹介です。

■参加者(70代)
「ウェアとゴーグルと手袋がかろうじて残っていた。今回”青春のシュプールをもう一度”というタイトルにひかれて。その封印を解きました。」
■参加者(60代)
「死ぬまでにもう1回ゲレンデで滑ってみたいと思いまして」

いわゆるバブルのころ、或いは、さらにそれ以前のスキーブームを知る世代。久しぶりにゲレンデにシュプールを描きます。

会場は魚沼市の薬師スキー場。この日は貸切。貸切できるゲレンデとしてPRしていて、ツアーの開催に協力しました。

■薬師スキー場 星 勝義支配人
「シニアの皆さんに喜んでいただける形作りにして、今後もう少し集客を拡大して行ければ。子供たちかシニアにこのスキー場のサイズだと力点を置いていきたい。」

オープンはおよそ40年前。ノスタルジーを掻き立てる、今では珍しい1人乗りのシングルリフト。来シーズン、ペアリフトにかけ替えられることになっていて、貴重なツアーとなりました。

ゲレンデへ向かう参加者たちは。

■参加者(70代)
「いやー雪が重い 何十年ぶりだからね。」
■参加者(70代)
「10年ぶり でも気持ちいい 」

最初はちょっと慎重に。でも、次第に感を取り戻していきます
それぞれのゲレンデの思い出が甦りました。

今も現役で小学生にレッスンしている人。

■参加者(80代)
「学校に頼まれて小学生の初心者に教えるボランティアを何年かやっている 。スキーを始めたきっかけは、何十年も前。高校生の頃やだなと思いながらやったのが初めて。定年間際になって友達に誘われて山スキーに行ったそれが一番よかった」

かつては在来線でスキーに行くことも当たり前でした。

■参加者(70代)
「会社から石打のほうに行っていて、民宿にスキーを置いて。会社が終わると土日はすぐ汽車に乗って行って。」

以前、孫と行ったときに履いていたというショートスキーで参加した人も。

■参加者(70代)
「孫娘が小学生の頃は、新発田のニノックスとか胎内スキー場に行っていた。当時は一緒に滑っているだけ。今は孫娘も高校生になったからついてこない。一緒に行っているころは、カレンダーに印付けて、今度行くよ!今度行くよ!と。”行かないよ”と言ったら孫娘から積極的に誘われて…」

それぞれが思い思いのシュプールを再び描くことができました。  
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