2024.09.18韓国駐日大使が新潟県知事と面会『佐渡島の金山』歴史展示めぐり要請「措置を果たしていく必要がある」【新潟】
韓国のパク駐日特命全権大使が花角知事と面会
韓国のパク駐日特命全権大使が花角知事と面会し、7月に世界遺産登録された『佐渡島の金山』について登録時に約束した措置を果たしていく必要があると伝えました。
県庁を訪れたのは、パク・チョルヒ駐日韓国特命全権大使です。花角知事との面会は、一部非公開で行われました。
「佐渡島の金山」をめぐっては「朝鮮半島出身者の強制労働があった」と韓国が主張。金山の歴史に関する展示は現在、相川郷土博物館に設置されていますが、韓国政府は9月12日に開かれた日中韓文化大臣会合でより多くの人が訪れる「きらりうむ佐渡」への移設を求めたとみられます。
韓国政府によりますと、パク大使は日本側が世界遺産登録時に約束した措置を果たしていく必要があり、自治体レベルでも積極的な役割を果たすよう要請したということです。
■パク・チョルヒ駐日韓国特命全権大使
「引き続き措置が必要なので、それは速やかに履行されるように展示も含めてそれがうまくいくように日本も我々も頑張るべき。」
パク大使は、佐渡市の渡辺竜五市長とも面会し、意見交換をしました。
■佐渡市 渡辺竜吾市長
「いずれにしろ、国との話をすべき案件ですので、様々な話の中で意見をきいて話をしていきましょうと(話した)。」
展示方法を変更するのか、国を含めた協議が続くことになりそうです。