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2023.11.15食物アレルギーと給食 防止のための確認徹底 万が一の「エピペン」学ぶ【新潟・上越市】

食物アレルギーと給食 防止のための確認徹底 万が一の「エピペン」学ぶ【新潟・上越市】
食物アレルギーと給食 万が一の「エピペン」学ぶ
上越市の小学校で今年9月、給食を食べた児童が食物アレルギーの症状で救急搬送される事故がありました。これを受けて上越市は市内の教職員を集め、食物アレルギーへの対応を確認しました。

今年9月に上越市の小学校で、乳製品などへのアレルギーを持っている児童が給食に出た「冷凍クリームコーン」を食べてアナフィラキシーを発症。児童は、教職員から症状を一時的に緩和する「エピペン」を注射されたのち救急搬送されました。

研修は、この事故を受けて開かれたもので、小中学校の教職員などが参加しました。
講師を務めた「すこやかアレルギークリニック」の田中泰樹院長は、牛乳や卵、小麦以外にもクルミやカシューナッツなどのクルミ類のアレルギーが増えていることや、アナフィラキシーを起こす可能性がある児童をあらかじめ確認する必要があることなどを説明しました。

■田中泰樹院長
「できるだけ早く発症に気付く、できるだけ早くエピペンを打つ、出来るだけ早く「ショック体位をとる、できるだけ早く病院へ搬送する」

田中院長は、事故当時を振り返り、誤食の防止を徹底していなかったことやエピペンを打つタイミングの遅さを指摘しました。

■参加者
「やっぱり深刻。あすは我が身じゃないがしっかり命の重さに直結するものなので響く。」
「自分が適切に対応することで救える命を失うことのないようにしっかり行動したい」

田中院長によると、児童は翌日退院しましたがPTSDを発症し、今もその症状が改善されていないということです。
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