新潟市の鳥屋野潟周辺の開発をめぐって、すべての地権者の同意が得られたことがわかりました。中原市長は開発による地域の活性化への期待を示しました。
　鳥屋野潟南部地区はデンカビッグスワンやハードオフエコスタジアム近くに「住居・交流拡大ゾーン」とされている約５４ｈａの地区があります。
　これまで地権者の同意が得られず、開発が進んでいませんでしたが、新潟市によりますと、このほどすべての地権者からの同意が得られたということです。中原市長は１９日の会見で、これからの開発への期待を述べました。

■新潟市　中原八一市長
「都市としての魅力の向上、交流人口の拡大が図られるということで、さらなる拠点性の向上につながるまちづくりが進むと期待している」

　中原市長はあわせて「困難を乗り越えて、地権者が同意したことを評価したい」と話しました。付近では倉庫型の商業施設の進出が、かねてから取り沙汰されていて、今後の動きが注目されます。