広島でG7サミットが開幕しました。ウクライナ支援が大きなテーマとなり、県内で暮らす避難者は議論の行方を注目しています。
19日、開幕したＧ７広島サミット。ウクライナ支援や世界経済などが大きなテーマです。被爆地での開催となり、各国の首脳は原爆資料館を視察し。そろって慰霊碑に花を手向けました。
新潟市では市民団体が核兵器の廃絶や、ロシアによるウクライナ侵攻の停止を求めて声をあげました。そしてウクライナから小千谷市に避難しまもなく１年となるイリナ・シェフチェンコさん。サミットに対しては悲観的な思いもあり複雑です。

■イリナ・シェフチェンコさん
「正直な気持ちを話すと、ロシア政府が変わることを心から願ってるが、G7にその力はないと思っている。ロシア国民を除く、そのほかの誰にも変えられない。だから、ウクライナがロシアの攻撃から身を守るためのより多くの支援を願っている。」

ウクライナのゼレンスキー大統領が20日来日とも報じられ、21日までのサミットの行方に注目が集まります。