2025.11.12「準備をしようと車から降りたところで」約1.5mのクマに襲われ負傷しながら猟友会の男性自ら駆除【新潟・新発田市】
男性は顔や右足にケガ
新発田市でクマの出没情報を受け、警戒にあたっていた猟友会の80代男性がクマに襲われケガをしました。男性は自らクマを駆除したということです。
警察と新発田市によりますと、午前9時30分ごろ、新発田市二本木の農道で猟友会の80代の男性が体長約1.5mのクマに襲われました。男性は顔や右足にケガをしましたが、自ら銃でクマを駆除しました。
その後、血を流した状態で新発田市内の病院に搬送されましたが、命に別状はありません。
■男性の知り合い
「私が聞いた話だと、追いかけていって(クマが)側溝の中に入っていったから、準備をしようと車から降りたところで襲われた。」
男性がクマに襲われる約2時間前。
現場から2kmほど離れた新発田市押廻の民家で、クマの爪痕が見つかったと警察に通報がありました。男性は市の職員らと対応にあたっていたところ、午前9時ごろに近くの竹やぶにクマが出没しました。
■男性の知り合い
「クマが顔を出して私のことを確認して、また中に入ったんですよ。畑の方に出て向こうに逃げていった。」
逃げたクマを車で追った男性。発見し、車から降りたところを襲われたということです。
今年度の県内でのクマによる人身被害は、17人目となりました。