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2024.11.253選手がインカレ優勝!新潟医療福祉大の陸上競技部-強さの秘密【新潟】

3選手がインカレ優勝!新潟医療福祉大の陸上競技部-強さの秘密【新潟】
新潟から世界の舞台へ
今年の全国大会で、新潟医療福祉大学・陸上競技部の選手3人が〝大学日本一〟に輝きました。その種目が、円盤投げや砲丸投げなどの「投てき種目」です。今回は、その注目選手と強さに秘密に迫ります。

創部20年目を迎えた新潟医療福祉大学陸上競技部。全国から有力選手が集まる中、2024年9月の全日本インカレで3人の選手が日本一に輝きました!

“砲丸投げ”では、村上市出身・渡辺豹冴が2年生ながら優勝!さらに、“10種競技”では大学院の田中廉治郎が頂点に立ちました。その中でも、特に注目を集めているのが・・・“円盤投げ”の学生チャンピオンとなった胎内市出身・北原博企です。インカレでの優勝に加え、6月の全国大会で日本学生歴代2位の記録59m95のビッグスローを見せました。

■新潟医療福祉大学 北原博企選手
「自分が思っていたよりも遠くに円盤が落ちて、自分が思っていたよりもすごい記録が出て、正直びっくりだったんですけど、結果的にはよかったのかなと思っている。うれしかった。」

円盤投げをはじめたのは、中学2年生の時。数ある種目の中で、円盤投げを選んだワケは―

■新潟医療福祉大学 北原博企選手
「円盤投げという種目を言ったときに、知っているという人は世の中に知っている人は少ないと思っていて、僕が第一人者になって広めていく存在になりたくて、これから有名にすることができる。その可能性が自分にはあるというところが円盤投げの魅力。」

元・円盤投げの日本チャンピオンで北原を指導する小林監督も、その能力を高く評価します。

■新潟医療福祉大学 小林志郎監督
「円盤投げの選手としては体格面で優れているところと、その体が大きい中でも早い動きができるところが選手として強いところかと思う。」

身長190cm、体重107kgの恵まれた体。強く!そして、早く動くために欠かせないのがハードなトレーニングです。MAX130kgの重さを一気に頭の上まで持ち上げます。

■新潟医療福祉大学 北原博企選手
「わかりやすく記録に伸びが出たのが、上半身のトレーニング。(円盤投げは)力を抜いて脱力することが大切な種目だが、力を抜いた状態でも力のベースが上がっているから力が出る。」

さらに、恵まれた環境が成長を後押ししています。

■新潟医療福祉大学 北原博企選手
「(投てき種目は)雨が降ったら室内で走る、ウエイトトレーニングくらいしかないと思うが、ここだったら室内で投げたり、できることがいっぱいあるので困らない。本当に僕の記録がたくさん出ている要因は、本当にここなんじゃないかと思って。」

3年前に完成した縦12m×横24.5mの室内投てき場。これだけの設備が整っている大学は、国内で新潟医療福祉大学だけだといいます。室内練習場でのメニューを終えると、将来トレーナーを目指す学生がマッサージなどのケアをしてくれるほか、週に2日ほど医学療法士を招く「治療日」が設けられています。

■新潟医療福祉大学 北原博企選手
「筋肉など体の状態をいい状態でキープするために、どうしたらいいとかすごく教えてくださって、体の調子が悪いというのがあんまりなくてよかった。」

先週、22歳になったばかりの北原。小林監督はさらなる成長に期待します。

■新潟医療福祉大学 小林志郎監督
「(円盤投げの)多くの選手は20代後半にピークが来る。そこに向けて5、6年と期間があるので、(日本人選手で)標準記録を突破して世界大会に出場した選手というのはここ最近いないので、そういった大会に出られるような選手になってほしい。」

新潟から、世界の舞台を目指します。

■新潟医療福祉大学 北原博企選手
「今後の目標は、日の丸を背負って日本の代表の選手として世界選手権・オリンピックに出場することです。」
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