除雪機による事故が多く発生する中、上越市の経営者らが無人の除雪機を遠隔操作で動かすシステムの開発を進めています。

家庭用除雪機への遠隔操作の導入を目指しているのは、IT技術の活用を進める『上越5e協議会』と地元経営者による上越技術研究会です。NTT東日本の高速大容量通信“ローカル5G”を活用し、100mほど離れた建物の中からも映像を見ながら除雪機の操作が可能になるということです。

■上越技術研究会 荻原潔会長
「室内の暖かいリビングからモニターを見ながら除雪作業ができるというのが高い目標です。なんとか実用化に向けて頑張りたい。」

今後は、人や障害物を感知する安全装置などの開発を進め、本格的な実用化を目指します。