2025.08.056日からさらに雨脚強まる「大雨」に警戒・注意を【気象予報士が解説|新潟】
24時間降水量(予想)
5日(火)は、下越と佐渡で所々雨脚が強まりました。そして、6日(水)は一段と雨の降り方が強まりそうです。
◆6日(水)午前9時の予想天気図
朝鮮半島付近の低気圧が日本海に進んできて、この低気圧や前線に向かって非常に暖かく湿った空気が流れこむでしょう。県内は、断続的に激しい雨が降り、大雨となるところがありそうです。
◆5日(火)後の雨の降り方
5日(火)夜9時は、下越と佐渡を中心に雨が降り土砂降りになるところもあるでしょう。時間を進めると、夜間も下越・佐渡には雨雲がかかり続けるでしょう。そして、6日(水)の朝も激しく降るところがありそうです。
雨のピークの第一波は6日(水)午前中で、午後は一旦降り方が落ち着きますが、雨の範囲は中越・上越にも広がるでしょう。6日(水)夜は再び下越・佐渡が雨の中心になりますが、このあと6日(水)の夜遅くには再び日本海から発達した雨雲が南下してくるため、油断できない状況が続きそうです。
◆予想降水量
5日(火)夜~6日(水)夕方にかけて、下越が最も多く最大で150mm、次いで佐渡で120mmの予想になっています。さらに、7日(木)にかけても雨が降り続く見通しです。
◆6日(水)夜~7日(木)夕方にかけての24時間降水量(予想)
下越と佐渡で120mm、中越で80mmの予想です。この中でも同じようなところに集中して雨が降る恐れがあり警戒が必要です。土砂災害や低い土地の浸水などに厳重な警戒をし、安全な場所で過ごすようにしてください。