2025.02.05幻の酒米「雄町」で仕込む〝見附の酒〟新名物誕生へ【新潟】
幻の酒米「雄町」
見附市で採れた“幻の酒米”を使った、新しい日本酒の製造が始まりました。地元の新名物としてPRします。
長岡市の酒蔵で始まった新しい日本酒の仕込み。栽培の難しさから一時生産が途絶えた幻の酒米「雄町」を使います。芳醇でコクがあり、味わいがしっかりした酒に仕上がるためファンが多いそうです。
2024年、見附市の農家が「雄町」の生産に成功。市内に住む関係者が見附の酒を作ろうと立ち上がりました。
■製造元:中川酒造 飯利誠常務
「雄町で作った酒は、非常にうまみが出る。今からわくわく楽しみにしている。」
■雄町を生産したファーム小栗山 三沢孝喜代表
「どんな味になるのか興味がある。香りなどいろいろ楽しめるお酒になってもらうといい。」
5日は、稲田亮市長も駆け付け、酒米とこうじなどを混ぜる櫂入れに参加しました。
■見附市 稲田亮市長
「見附市としても、しっかりと宣伝していく。見附のお酒が全国に広まっていくことを楽しみにしている。」
雄町を使った日本酒は、8月末ごろ純米大吟醸として見附市のスーパーなどで販売される予定です。