2025.03.28JA県厚生連 4病院10診療科の廃止検討:2027年度までに段階的に【新潟】
2025年度の廃止検討対象
JA県厚生連は、2027年度までに県内4つの病院で10の診療科の廃止を検討する見直し案を示しました。
28日の臨時総会でJA県厚生連は、2025年度の赤字は約13.9億円に縮まる見込みとしました。一方、経営改革の取り組みとして一部の診療科の廃止を検討するとしています。
2025年度の廃止対象は、柏崎総合医療センターと小千谷総合病院の呼吸器外科・心臓血管外科や新潟医療センターの小児科などで、その後2027年度までに4つの病院の10の診療科を廃止を検討します。
このほかにも、再編や廃止・事業譲渡を進めるほか、病床数を縮小し非常勤医師・外来診療日の日数も見直します。
■JA県厚生連 塚田芳久理事長
「早めに赤字を回復しないと、資本金が枯渇してしまう。」
県厚生連は、2025年夏ごろまでに県や自治体と協議し方針を決定するとしています。