2025.01.31JR東日本の配管用橋梁から鋼材が歩道に落下、ケガ人なし 雨水などで腐食か【新潟】
鋼材は中央の白い橋と黒い配管の間に取り付けられていた(31日午後5時頃)
JR東日本新潟支社は31日、新潟県長岡市のJR長岡駅近くにある同社管理の配管用の橋から、落雪防止用の鋼材が落下する事案があったと発表しました。鋼材は歩道に落下しましたが、人や車などへの接触はなくケガ人はいません。
JRによりますと30日午後5時過ぎ、長岡市旭町のJR上越新幹線・信越本線と交差する国道の歩道上に鋼材が落ちているのを通行人が発見し、消防に通報しました。鋼材は長さ1.7m・重さ約13kgで、線路と並行する配管用の橋に落雪防止用に取り付けていたものでした。同社は雨水などにより腐食したとみて、詳しい原因を調べています。
現場は、JR長岡駅から約400mの地点ですが人的・物的な被害は無く、列車の運行にも影響はありませんでした。JRは30日夜、この鋼材と周辺の傷んだ箇所を撤去するとともに、現場周辺の安全を確認しました。
新潟支社広報室は「同様の事案を起こさないよう、再発防止に努める」とコメントしています。