15日に開業するJR越後線の新駅『上所駅』の開業記念式典と現地内覧会が9日に開かれました。

新潟市中央区の新潟ユニゾンプラザで開かれた記念式典には、中原八一新潟市長やJR東日本新潟支社の白山弘子支社長らが出席。県立新潟南高校の生徒による合奏やダンスが披露され、開業に花を添えました。式典のあと、上所駅では内覧会が開かれ、ひと足早く地元住民が新駅のホームを見学しました。

■住民
「新幹線で東京へ行く時に乗り換えが少なくて、帰りも行きも利用すると思う。」

上所駅は、JR越後線・新潟～白山間に地元の要望で設けられる“請願駅”で、建設費約19億円は新潟市が負担します。周辺には住宅街が広がるほか、県立新潟南高校や新潟ユニゾンプラザなどの公共施設が多く、新駅開業を前に商業施設の立地も進んでいます。1日の乗降客数は約4600人を想定。駅に隣接してロータリーや駐輪場も整備する予定で、更なる利便性向上が期待されます。

JR東日本新潟支社管内の在来線で、内野西が丘駅(新潟市西区)以来20年ぶりの新駅となる『上所駅』は15日(土)に開業します。