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2024年03月29日(金)本日の番組表

2021年2月13日松之山温泉 温泉水の塩作り

日本三大薬湯といわれる十日町市の松之山温泉。

その温泉水で塩を作っている方たちを取材しました。





去年発足した「まつのやま塩倉」の皆さん。

ほとんどが移住者で、去年10月から温泉水の塩「薬湯山塩」を作り始めました。

終戦直後、塩不足だった松之山では温泉水から塩を作っていたそうです。

その文化を復活させて、商品化を目指しています。





通常は10時間かかるという塩作り。

くんできた温泉水を手作りの塩窯で炊きます。

薪や杉の葉など数種類の燃料で火入れ。作業場ではパチパチと良い音が聞こえます。

煙と湯気で部屋中が真っ白!





釜をのぞいてみると、側面にだんだん塩の結晶が見えてきました。

塩分濃度は1.3%。海水の半分以下なんです。

手間がかかる上に一度にとれる量が少ないため貴重なんだとか。

完成した塩は少し茶色がかった色で、サラサラしていました。



地元のお店とのコラボレーションも考えているそうで、取材の日も旅館のご主人に売り込んでいました。



試しに、「ひなの宿ちとせ」の名物「妻有ポークの湯治豚」にかけてみたところ…

「優しい塩だから、素材の味を消していない!おいしい!」と盛り上がっていました。



皆さんが手間暇かけて作る温泉水の塩。この春販売予定です。

 

【まつのやま塩倉】

問:050-5874-2147

【ひなの宿ちとせ】

問:025-596-2525

 
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