2025.06.17熱中症に警戒を 18日はさらに暑さレベル上がり30℃超えのところも【気象予報士が解説|新潟】
18日(水)午後3時の暑さ指数予測
17日(火)は、日差しが照りつけて夏本番の暑さに、今シーズン一番の暑さになったところもありました。最高気温は、上越市高田・長岡市などで真夏日になったほか、その他の各地も30℃くらいまで上がり7月中旬~下旬並みになりました。
ただ、18日(水)はさらに暑さのレベルが上がりそうです。
◆18日(水)午前9時の予想天気図
夏の高気圧である「太平洋高気圧」が勢力を強めて、日本付近を広く覆う見込みです。このため、県内も一日を通してよく晴れるでしょう。
そして、本格的な夏の暑さになりそうです。
◆予想最高気温
17日(火)と比べてやや高くなるところが多く、長岡市は33℃、上越市では32℃と連日の〝真夏日〟になるでしょう。
そして、これからの時期は気温だけでなく『暑さ指数』にも注意が必要です。『暑さ指数』というのは、熱中症を予防する目的でつくられた指標で、気温・湿度・地面や建物などから出る熱を計算に取り入れます。この中で、湿度の割合が高くなっているのは、湿度が高いところでは汗が蒸発しにくくなり、その分『熱中症』のリスクが上がるということです。そして、計算の結果、暑さ指数が28以上で『熱中症』になる人が急増するといわれています。
◆18日(水)午後3時の暑さ指数予測
午後3時の予想で、胎内市で「28」となっており警戒が必要です。ただ、28以下のところも対策は必要です。
喉が渇く前に水分を摂り、冷房を使うなど熱中症対策してお過ごしください。