• 現在のお知らせはありません。

2025年06月26日(木)本日の番組表

UXニュースNEWS

2025.06.25【特集】公示迫る参議院選挙 前哨戦が本格化:7月3日公示・20日投開票【新潟】

【特集】公示迫る参議院選挙 前哨戦が本格化:7月3日公示・20日投開票【新潟】
参院選の日程【7月3日公示・20日投開票】に決定
通常国会が閉幕し、参院選の日程が【7月3日公示・20日投開票】に決まりました。立候補予定者は、街頭などで露出を増やすと同時に、選挙を意識して政策に言及する場面が増えています。
公示直前の動きを追いました。

<立憲民主党・現職 打越さく良さん>―――
参議院で異例の「土曜国会」が開かれた21日。現職の打越さく良さん不在のなか、立憲が選挙対策を話し合いました。

■立憲民主党県連 西村智奈美代表
「国会の方が今、大変になっている。」

野党が提出した『ガソリン減税法案』は衆院を通過したものの、自民党が採決を拒否。廃案になりました。

■立憲民主党県連 西村智奈美代表
「審議から逃げる政治、これが残念ながら今の自民党政権の姿。やはり参院で多数を取っていかないと。」

衆院で与党を過半数割れに追い込んだ立憲。早くも大物を投入しています。

14日の集会。
打越さんの国会での活動を紹介しつつ、こんな本音も-

■立憲民主党 枝野幸男最高顧問
「我々・みなさん・日本にとっても欠かせないのが、打越さく良。安心してみていたい選挙だが、相手も有名な人らしくて大変な選挙。」

自民新人の中村真衣さんに言及する場面が相次ぎます。

■米山隆一衆院議員の妻・室井佑月さん
「ライバル候補の中村真衣さんの話もうわさを耳にすることがあって。今ここで選挙があるなら、どうか打越を推していただきたい。」

本人は-

■立憲民主党・現職 打越さく良さん
「私の力はまだまだ未熟だが、そうした声を上げにくい方たちの声に耳を澄ませて、そして国会へと届けることができるのは、私ひとりだと確信しています。」

対自民を意識し、政策に言及することが多くなっています。

8日の演説会-
物価高・農業など、有権者から世の中の課題を探る試みです。

■立憲民主党・現職 打越さく良さん
「今(コメが)高いと言われても、生産者の方たちには全然見合わない。様々な農機具も高くなっている。本当にこのままでは、自分たちの次の世代に継いでもらえない。」

25日の街頭演説では、こう訴えました。

■立憲民主党・現職 打越さく良さん
「参議院、数の力、圧倒的に負けているために、ガソリンの暫定税率廃止法案を通すことができなかった。地方の暮らしをしっかりと支える。みんなが幸せを実感できる新潟にするために、みんなで咲かそう新潟。」


<自民党・新人 中村真衣さん>―――
議席奪還を目指す自民。
21日、中村真衣さんの「決起集会」と題した集会を開きました。

■自民党県連 国定勇人衆院議員
「中村真衣さんが、新潟のため・日本の未来のために手を挙げてくださいました。政権担当能力を持っているのはどこの政党なのか、この点についていま一度お考えをめぐらしていただけないでしょうか。」

■自民党・新人 中村真衣さん
「決戦日は7月20日ということで、カウントダウンがスタートしました。」

元アスリートの中村さんも、政策を強調し始めています。

■自民党・新人 中村真衣さん
「今すぐにでも物価高対策・所得をアップさせていかなければいけない。コメどころ新潟、新潟の農業・コメはしっかりと守っていかなければいけない。」

政権の支持率が低調な中、陣営幹部は「知名度をアピールするだけでは厳しい」と明かします。

■自民党・新人 中村真衣さん
「みなさんに知名度、知名度と言われるが引退して18年経っている。相手は現職の6年があるので、知名度は相手側も多分あると思う。」

7日には、水泳やバスケなど県内のスポーツ団体との間で意見交換会を開きました。

■自民党・新人 中村真衣さん
「私も新潟のスポーツをしっかりと盛り上げていけるよう、精いっぱい頑張りたい。」

こちらも、対話を通じて政策に生かす試みです。

■自民党 中曽根康隆青年局長
「スポーツを極めた方。ぜひとも夏の参院選では中村真衣さんに国会に来ていただいて、女性という立場も含めていろいろな意味で活躍していただきたい。そのためには、今日参加のみなさんにも力をお借りして。」

8日には街頭へ-
元ビーチバレー選手でオリンピックに出場した朝日健太郎参院議員が応援に駆け付けました。

■自民党 朝日健太郎参院議員
「スポーツを通じた青少年の育成。地域の活性化・地域経済の推進。中村真衣さんと一緒に朝日健太郎も実現していきたい。自民党公認候補予定の中村真衣さんに、力強い支援をお願い申し上げる。」

■自民党・新人 中村真衣さん
「スポーツを通して、子どもたちの健全な育成にかかわってきた一人としても、子どもたちの声・若者の声もしっかりと国に届け、形にしていかなければ。」

陣営幹部は打越さんを猛追しているとみていて、公示後は知名度のある議員の応援を仰ぎ、抜き去る戦略です。


<参政党・新人 平井恵里子さん>―――
参政党・新人の平井恵里子さん。14日、事務所開きに臨みました。

■参政党県連 大井淳代表
「3年ぶりの国政選挙になる。支持もしっかり上がってきているとひしひし感じるし、ぜひともみんなで一致団結して戦っていきたい。県内広いが、精いっぱいみんなで力を合わせていきましょう。」

支援者たちが見守る中、決意を語りました。

■参政党・新人 平井恵里子さん
「党員とともに、大きなものと戦っていかなければいけないなと、ひしひしと感じている。ここから約1カ月、党員の力を借りてともに戦っていければ。」

SNSを駆使するなど、既存政党と一線を画す参政党。20日には、街頭に繰り出しました。

■参政党・新人 平井恵里子さん
「ど素人ではないプロの方、今 何をしてくれているんですか。国民は豊かになりましたか。消費税が0%の時代があったはず。それが0、3、5、8、10%となって、消費税を上げれば景気が悪くなるのは過去の経験から十分にわかる。」

2024年秋の衆院選で3議席を獲得し、先日の東京都議選では3人が当選。現在、県内には地方議員が4人いて、手ごたえを感じるといいます。

■参政党 稲村隆行燕市議
「地域の事業者を回っていると、景況が悪いという声をよく聞く。」

■参政党・新人 平井恵里子さん
「反応が良くなった。ガッツポーズしてくれる人も増えたし、手を振ってくれる人も多くいたが、すごく参政党が浸透していると感じる。辻立ち・街頭演説・SNS、色々な所に出向くので、1人でも多くの方と顔を合わせて訴えていきたい。」

この日、来県予定だった神谷宗幣代表は国会のため欠席。あらためて応援をあおぎ、支持を獲得したい考えです。
2月に来県した際は、新潟での戦略を語っていました。

■参政党 神谷宗幣代表
「新潟は自民党がそんなに強くないんです。その受け皿が今は、野党第1党の立憲民主党などにいっている。十分に票が取れる可能性があるエリアだと思っている。」


号砲まで、あと8日。
3陣営のほかにも出馬の動きがある中、公示までに政党公約に磨きをかけ有権者に訴える構えです。
ページのトップへ