物価高の影響で生活が苦しい学生を支援しようと、新潟大学で『フードバンク』が立ち上がりました。メンバーは同じ大学の仲間たちです。

新潟大学で立ち上がった学生フードバンク『ソレイユ』。2023年、大学内で食品の配布イベントを開きました。
学生に手渡したのは、コメや野菜・菓子などの食料品です。事前登録制で、今回は50人分用意しました。

■学生
「一人暮らしをしてコメを買うのは大変なので、今回頂けるのでうれしく思う。」

なぜフードバンクを立ち上げたのか－
新潟の学生にアンケートを実施したところ、普段の食生活に関して少しでも不安や悩みを抱えている人が6割以上に上ったということです。

■学生
「(コメが)最近高いので、パスタや食パンにかえている。」
「削れるのは食費しかないので、どうしてもそこは削っている。」

『ソレイユ』では今後も継続的に実施する予定で、食料を支援してもらう提供先を確保していきたいと話しています。

■学生フードバンク「ソレイユ」大岩柚実さん
「継続的な支援を続けることが私たちの目標でもあるので、今後は持続的な活動ができるように仕組みを整えていきたい。」