2025.06.27【夏の高校野球・新潟】注目校が初戦で激突!注目の選手宣誓は【新潟】
県内76校65チームが出場
7月9日に開幕する『夏の高校野球新潟大会』の組み合わせ抽選会がありました。注目校同士が初戦からぶつかる波乱含みの組み合わせとなりました。
■大石悠貴アナウンサー
「各校の関係者の姿があります。抽選会場の新潟テルサです。会場中央に大きなボードがありますが、今年はここからどんなドラマが生まれるのでしょうか。」
県内76校65チームが出場する『夏の高校野球新潟大会』。2023年は東京学館新潟がサヨナラで、2024年は新潟産大附属がノーシードから優勝し、ここ2年甲子園初出場が続いています。
では、この夏の組み合わせを4つのブロックに分けて見ていきます。
【Aブロック】
第1シードは春の優勝校『中越』、第5シードには秋・春ベスト8の『六日町』が入りました。また、『日本文理』と好投手を擁する『開志学園』が初戦でぶつかるなど、注目のブロックとなりました。
【Bブロック】
春ベスト4の『関根学園』は第4シードで、初戦は注目の強力バッテリー擁する『糸魚川』と対戦します。第5シードは、秋・春ともにベスト8の『新潟』です。
まず、この2つのブロックについて、UXの高校野球解説でおなじみ新潟明訓を8度の甲子園に導いた名将・佐藤和也さんに聞きました。
■UX高校野球解説者 佐藤和也さん
「(Q.日本文理がどこに入るかは注目だった?)本当にびっくりするところに飛び込んできた。開志学園もじつは非常に状態がいい。そこを抜けても優勝候補筆頭の中越。非常に厳しいヤマだが、去年も新潟産大付属が厳しいヤマを勝ち上がって甲子園に届いた。(文理・開志・中越の)3校で勝ち上がったところは最有力になる。」
【Cブロック】
春準優勝の『北越』が第2シード。第5シードには、25年ぶりの夏の甲子園を目指す『新発田農業』が入りました。開幕戦は、『新潟青陵』と『加茂暁星』がぶつかります。
【Dブロック】
2024年秋の王者『新潟明訓』が第3シード、13年ぶりの聖地を目指します。2024年の夏に決勝で涙を飲んだ『帝京長岡』が第5シード。2023年の優勝校『東京学館新潟』もこのブロックに入りました。
■UX高校野球解説者 佐藤和也さん
「問題はやはり、新潟明訓は厳しい(ブロック)。長岡もいるし、東京学館新潟と村上桜ヶ丘も力がある。新潟明訓としてはずっと気が抜けない大会になりそう。」
この夏の、展望は-
■UX高校野球解説者 佐藤和也さん
「2年連続初出場が出ている。この3年目にどうなるのか。初出場の私立高校、久しぶりの公立高校、去年以上にスリリングな大会になりそう。」
そして、注目の選手宣誓は-
「開けてください。新発田南・菊池大和主将です。」
新発田南の菊池大和キャプテンに決定しました。抽選会後、新発田南を尋ねると練習の途中監督から発表が-
■新発田南 岡本智之監督
「菊池が選手宣誓に立候補して、私の方で選手宣誓の抽選くじを引いて見事当選確定。思い切ってみんなで考えるんだぞ、いいか!」
■新発田南 菊池大和主将
「本当に自分が選ばれるとは思っていなくて驚いている。いまは楽しみの方が強い。」
選手宣誓には、仲間と一緒に白球を追いかけた3年間の思いを込めたいと話します。
■新発田南 菊池大和主将
「3年間やってきた思いを選手宣誓でぶつけて、試合でも良いスタートを切れるように頑張っていきたい。」
『夏の高校野球新潟大会』は、7月9日(水)開幕。決勝は7月26日(土)の予定です。