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2025.07.01【高校野球|注目校②】去年夏の準優勝校 悲願の夢舞台へ「帝京長岡」【新潟】

【高校野球|注目校②】去年夏の準優勝校 悲願の夢舞台へ「帝京長岡」【新潟】
去年夏の経験があるからこそ甲子園への思いの強さ
今年の夏の高校野球・新潟大会。大会前にこの夏の注目校をシリーズでお伝えします。2回目は、去年の雪辱を誓う『帝京長岡』です。

去年夏の準優勝校『帝京長岡』。今年のチームも秋3位に輝くなど、優勝候補に名を連ねます。春の大会が終わってからは、30試合近くの紅白戦を実施。実戦形式の練習に特化し、試合勘を磨いてきました。

■帝京長岡 山野陽主将(3年)
「実戦形式が多くなっている分、試合感覚だったりここでこういうサインが出そうだなとか、選手一人一人考えてできている。」

そう語るキャプテンの山野陽。1年春から公式戦に出場し、勝負強いバッティングや安定感のある守備が持ち味のショートストップです。山野には、大切にしている言葉があります。

■帝京長岡 山野陽主将(3年)
「”心”に野球の”球”という字。〝心球〟は、(中学の頃)おじいちゃんが亡くなるときにもらった言葉。小さいころからずっと野球を教えてもらっていて、高校野球で見に来てと言っていた。見に来てもらえないがその分勝って、天国にいる(おじいちゃんに)伝えたい。」

投手陣でチームを引っ張るのが、3年生の武田晄樹。最速140km/hのストレートに、キレのあるスライダーが武器の本格派右腕。肩のコンディション不良で春は登板がなかったものの、夏は完全復帰してマウンドに戻ってきます。

■帝京長岡 武田晄樹投手(3年)
「最後の夏なので、絶対に優勝して甲子園に行くという思いで練習している。またさらに進化した姿を見せられると思う。」

さらに、今年のチームの絶対的な存在が-
プロも注目するキャッチャー有馬凛空。強豪の帝京長岡で1年春からマスクをかぶりチームを牽引。二塁送球は1.8秒台と自慢の強肩が光ります。

■帝京長岡 有馬凛空選手(3年)
「自分は甲子園だけを目的にここ帝京長岡に来たので、ラストチャンスで去年の先輩たちの思いも背負って全員で必ず甲子園をつかみ取りたい。」

その覚悟は体にも。冬の期間で体重を12kg増量。肉体強化に成功しました。

■帝京長岡 有馬凛空選手(3年)
「一日6食を心がけて、ラスト1年腹くくって勝負したいと思って、自分に厳しくこの冬乗り越えることができた。」

甲子園への思いの強さ-
それは、去年夏の経験がありました。エース茨木を擁し、決勝に進出した帝京長岡。ただ、あと一歩のところで初の甲子園を逃しました。その決勝にレギュラーとして出場していた山野と有馬。あの日を境に、2人での会話が増えました。

■帝京長岡 山野陽主将(3年)
「その悔しさを晴らすために、もう一回決勝戦に戻って勝つというのは2人で話している。」

■帝京長岡 有馬凛空選手(3年)
「話し合ってきたものを全部ぶつけられるように夏に向けてやっている。」

一緒に味わった悔しさを力に。この夏こそ、悲願の夢舞台を狙います。
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