新潟市西区の食肉販売業者が事業を停止し、事後処理を弁護士に一任したことがわかりました。

民間の信用調査会社「東京商工リサーチ」によりますと、新潟市西区の「大岩精肉センター」は1950年創業、1953年に法人化した食肉販売業者です。飲食店やホテルなどに販路を形成して、1982年3月期には8億1061万円の売上高を計上していました。

しかし、市況低迷や他社との競争激化などで売上高は減少傾向を余儀なくされ、2025年3月期の売上高は3億32万円に減少していました。また、損益も934万円の赤字を計上し、債務超過額も1億257万円に膨らんでおり資金繰りも限界に達し、事業停止に至ったということです。負債総額は、2025年3月期時点で1億6014万円です。