2025.07.0910日はゲリラ豪雨のところも 短時間の大雨による道路の冠水に注意を【気象予報士が解説|新潟】
熱中症にも注意を
9日(水)は、大気の状態が不安定で急な強い雨のところがありました。7月に入って初めて県内に【熱中症警戒アラート】が発表されるなど、厳しい暑さになりました。最高気温は、新潟市秋葉区で33.6℃、魚沼市小出で33.4℃など猛暑日に迫る暑さのところもありました。
UXの調べによりますと、9日(水)の県内では熱中症の疑いで8人が救急搬送されました。3人が中等症、5人が軽症ということです。
さて、10日(木)も県内は天気の急変に注意が必要です。
◆10日(木)午前9時の予想天気図
気圧配置があまり変わることなく、日本付近は大きな気圧の谷になるでしょう。県内には暖かく湿った空気が流れこみ、9日(水)以上に大気の状態が非常に不安定になりそうです。
◆10日(木)に雷が発生する確率
午後2時ごろは、上越や中越では発雷確率が非常に高くなるところがあるでしょう。色のついている地域では積乱雲が発達して、激しい雨や雷雨になるところがありそうです。
◆10日(木)の天気の移り変わり
朝6時は、雲が広がるところもありますが広い範囲で日差しが届く見込みです。
時間を進めると、平地は日中晴れるところが多いでしょう。ただ、山沿いは昼ごろから所々で発達した雨雲が湧いてきそうです。
そして、午後も山沿いを中心に雨のところがあり、局地的に雷を伴って激しく降るでしょう。短時間の大雨による道路の冠水などにご注意ください。