2025.07.10大型商業施設の建設計画「鳥屋野潟南部エリア」で貴重なメダカ生息 市に調査申し入れ【新潟】
開発予定地の一部で準絶滅危惧種に指定される〝キタノメダカ〟の生息が確認
大型商業施設の建設が計画されている新潟市の『鳥屋野潟南部エリア』で貴重なメダカの生息が確認されたとして、新潟市民オンブズマンが周辺環境の調査などを市に申し入れました。
JR新潟駅から南に約5kmの地点に広がる『鳥屋野潟南部エリア』では、倉庫型の大型商業施設の出店が計画されています。新潟市民オンブズマンは、開発予定地の一部で準絶滅危惧種に指定される〝キタノメダカ〟の生息が確認されたとして、10日に新潟市へ一部エリアの開発中止と生物調査を実施するよう求めました。
■新潟市民オンブズマン 齋藤裕弁護士
「メダカが保全されるような(開発地の)縮小や対策を取ることを求めたいと考え、検討していただければ。」
市の担当者は「状況をよく確認して対応を考えたい」と答えました。