2025.07.15【夏の高校野球|新潟大会】去年の覇者 挑戦者として臨む夏(新潟産大附属 - 新潟県央工業)【新潟】
新潟産大附属 10-3 新潟県央工業
熱戦が続く夏の高校野球は13日、去年の覇者『新潟産大附属』が初戦に臨みました。ノーシードから頂点を目指します。
去年の夏、初優勝を果たし甲子園の切符をつかんだ『新潟産大附属』。今年のチームは秋・春ともに初戦敗退。挑戦者として戦う夏が始まりました。
1回オモテ、打席には甲子園のベンチで先輩の勇姿を見守った新潟産大附属のキャプテン・仙海がライト前に運び、欲しかった先制点を奪います。この回1点を追加して迎えた2回オモテ。チャンスに再び仙海!2打席連続のタイムリーでキャプテンがチームに勢いをつけます。先発のマウンドは、エース・小平。三振やライトのファインプレーでスコアボードにゼロを並べていきます。
しかし、5回ウラに新潟県央工業の反撃を受け2点差に詰め寄られます。
6回オモテ、ツーアウト満塁のチャンスを作り、打席には去年1年生ながら甲子園でベンチ入りした五十嵐が走者一掃のタイムリーで県央工業を突き放します。
その後も打線がつながった新潟産大附属。甲子園を経験したメンバーがチームを勝利に導きました。
■新潟産大附属 仙海駿主将(3年)
「自分が引っ張らなければいけないので、先制打を打ててほっとした。2年連続甲子園という目標を掲げてやってきたので、必ず達成できるように次も勝って一戦一戦、戦っていきたい。」
敗れた、新潟県央工業。去年の優勝校を相手に最後まで食らいつくプレーを見せました。
試合後、あふれたのは感謝の思い-
■新潟県央工業 阪井孝成主将(3年)
「毎日お弁当や送迎だったりしていただきありがとうございました。結果で恩返しできずとても悔しいです。高校野球を続けてこられたのは、家族の支えがなければできなかったので感謝しかないです。」
果たせなかった夢は後輩たちへ-
■新潟県央工業 長谷川智輝選手(2年)
「悔しい結果だと思うんですけど、3年生の分まで1・2年生で秋の大会に挑んで良い結果を出せるように頑張るので、応援していてください。今までありがとうございました。」
16日からは3回戦。注目は春の優勝校『中越』と『日本文理』が激突します。