2025.07.15妙高市「大型リゾート開発」2028年12月オープン目指し 初の協議会【新潟】
全国屈指のスノーリゾート・妙高市で進む〝大型リゾート開発〟
全国屈指のスノーリゾート『妙高市』で進む〝大型リゾート開発〟の協議会が初めて開かれました。ホテルなどの配置が示され、2028年12月のオープンを目指します。
15日午後に開かれた初めての協議会。地元の妙高市や上越市、開発を進めるペイシャンス・キャピタル・グループ(PCG)のケン・チャンCEOもリモートで出席しました。明らかになったのは、スノーリゾートの建物の配置。ホテルが2つ、スキーセンターや商業施設などが2棟建設される計画です。
一方、地元からは不安の声が上がっています。
■上越地域振興局 原田正則局長
「開発計画の全体像が見えないことで、地元住民の方々から不安な声を寄せられているところでもあります。」
妙高市は、行き過ぎた開発を防ぐため条例の改正を進めています。大規模な開発をする時は事前に市長と協議し、市と協定を結ぶよう定めた条例案などを検討していて、2026年4月に施行を目指すとしました。
PCGは、大規模リゾートを拠点に人の流れを作るため、地元のえちごトキめき鉄道と連携する考えを示しました。
■PCG 入江大 日本副代表
「我々の構想は、軽井沢から長野、長野から妙高で高田・直江津・佐渡につながるようなものが、広域の観光ルートとして認知されるというのが1つの目標です。」
ホテルや商業施設の詳細は、9月以降に発表するとしています。