2025.08.01自動車部品などの金型の設計・製造「オキノテック」プラスチック金型需要減少で自己破産申請へ【新潟】
負債は債権者約30人に対し約1億5000万円(変動する可能性あり)
自動車部品などの金型の設計や製造を手がける燕市の株式会社オキノテックが自己破産を申請する予定であることがわかりました。
民間の信用調査会社「帝国データバンク」によりますと、燕市の株式会社オキノテックは1941年に創業し、1976年に法人改組されたプラスチック成型用金型の設計・製造業者で、自動車部品などの金型を手がけ1990年3月期の年売上高は約1億8517万円を計上していたということです。
しかし、近年は廃プラスチックの環境問題が注目される中でプラスチック成型用金型の需要は縮小し、2025年3月期の年売上高は約7400万円にまで減少しました。その後も業況は回復せず、借入金の返済負担も重荷となり資金繰りが限界に達し事業継続を断念しました。
負債は、債権者約30人に対し約1億5000万円ですが、変動する可能性があるということです。