2025.08.03新潟市が液状化対策工事の住民説明会「工事進まないのでは」住民からは不安の声も【新潟】
対策工事の実施には住民全員の同意が必要
新潟市は、能登半島地震で被害を受けた液状化の対策工事について8月2日住民説明会を開きました。
新潟市西区で開かれた住民説明会には、約170人が参加しました。新潟市は、地下水を排出する「地下水位低下工法」の方針を示し、3000㎡以上かつ10戸以上という「街区」単位で進めると説明。実施には、住民全員の同意が必要と話しました。
しかし、対策工事にかかる費用は住民にも一定の負担を求めることになり、参加者からは全員の同意を得ることは難しく工事が進まないのではと不安の声などが聞かれました。
■新潟市西区の住民
「気持ちが複雑です。新潟市は他の熊本とか柏崎とは違うのはわかるが、どう違うのかとかもう少し説明がほしい。」
説明会は、8月4日も新潟市西区で開かれます。