県内各地で雨が降り、水不足で悩んでいた農家にとっては〝恵みの雨〟となったようです。魚沼産コシヒカリを栽培するコメ農家からは、「一安心」と安堵(あんど)の声が聞かれました。

90haの田んぼでコメを栽培する関隆さん。水不足の影響で一部の田んぼではイネが枯れる寸前になっていましたが、6日から7日朝にかけてまとまった雨が降ったと言います。

■関隆さん
「ようやく雨が降った。うれしい。イネが喜んでいる、この雨は本当に恵みの雨。」

魚沼産コシヒカリにとって今はイネの穂が出る出穂期を迎え、もっとも水を必要とするタイミング。
しかし、1カ月以上まとまった雨が降っていなかったといいます。今回の雨で用水路にも久しぶりに水が流れました。

■関隆さん
「これだけ水が来たのは2週間以上ぶり。水が来たぞ。水の音がいい。もう水不足の田んぼは1枚もないので一安心。この雨でひと息ついて、多分 今年のコメ作りは収量・品質とも大丈夫だと思います。」

一方、連日の暑さがイネの生育にも影響するため「あとは気温が下がることを期待したい」と話していました。