今年は、クマの出没件数が過去最多となっています。県は、エサ不足により今後もクマによる人身被害の拡大が懸念されるとして【クマ出没警戒警報】を発表しました。

県内では、2025年4月～7月までのクマの出没件数が629件と過去最多に。人身被害も4件発生しています。
さらに、今年の秋はクマのエサとなるブナの実が県全体で凶作と予測されていて、冬眠前のクマが人里に出没する可能性が高いといいます。ブナの実が凶作の年は人身被害が多く発生することから、県は【クマ出没警戒警報】を発表しました。

■県鳥獣被害対策支援センター 小根沢元浩所長
「県外から本県に来る人も多くなる時期。コンビニなどにも協力をいただきながら、目につくところに注意喚起の情報を掲載していこうと考えている。」

県は、音の鳴る物を持ち歩くことや単独行動を避けることなどを呼びかけています。